現在は昔に比べて、副業をする上で追い風が吹いている反面、副業をしたい人を利用した詐欺が増えています。
今回は、そんな詐欺や騙されやすい人の特徴をご紹介します。
副業をする人が増えている
「副業を探しています。良い副業ないですか?」
今、多くの人からそう聞かれます。
会社の給料は下がり、昇給の見込みも薄い。
その上、保険料や消費税は、上がる一方でしょう。
日々そんな情報をもらっていては、副業を探したくなるのも当然。
しかも、今や多くの企業が副業を認め始めています。
完全に、副業をする上で追い風が吹いています。
公務員で副業を探している人にも多く出会います。
公務員は、クビはありませんが、ボーナスカットになったり、労働環境が悪くなっていると感じている人も多いです。
副業詐欺に引っかかった過去

そういった中で、副業を探している人を、騙す業者が後を絶ちません。
入会金を払ったのに音信不通になったり、スクールやコンサル費をほとんど回収できなかったり。
私自身が今までに騙された経験もあります。
50万円の入塾料を払って副業を始めました。
インターネットでの副業だったのですが、その一か月後に、そのサイトが閉鎖されました。
50万円を払い、利益は2万円程度なので、マイナス48万円です。
しかも、サイトが閉鎖されたので、継続は不可能。
塾に問い合わせたところ、別の方法も教えることが出来ると言われました。
ですが大阪にあったその塾は、サイトの閉鎖と同時期に、東京に移転とのこと。
電話でのサポートは受けていないので、サポートを受けたければ、東京まで来るように言われました。
当時は、大阪で会社員をやりながら副業をやっていましたので、当然東京まで行くのは大変です。
しかも、そんなにも適当な会社なので、サポートを受けたとしても稼げる保証はありません。
そう判断した私は、その副業から手を引きました。
苦い思い出です。
副業詐欺に騙されやすい人の共通点

当時の私も含め、知人の騙された話を色々聞いていた結果、騙されやすい人には、共通点があることに気付きました。
それは「楽をして、短期間に結果を出そうとする」という事です。
今なら理解していますが「副業でも仕事」という認識が甘かったように思います。
副業とはいえ、お金をもらっている以上仕事です。
お金をもらうという事は、何かしらの価値を提供するという事です。
そんな当たり前のことを理解しておらず、副業なのだから楽をして稼ぎたい。
そういう気持ちが前面に出ていました。
そして、そう考えて副業を探している人は、私だけではないでしょう。
「本業で疲れているのだから、副業くらいは楽したい。」
悪徳業者は、そういう気持ちに付け込んできます。
詐欺に多いのは、「不労所得」というワード

特に詐欺に多いのは、「不労所得」というワードです。
自分が働いていなくても収入が入る。
確かに夢のようなワードです。
ですが、本来の不労所得というのは、積み重ねの上に成り立ちます。
不動産の様に大きな金額を必要とするか、自分の事業を大きくして人を雇って任せていく。
そういった、時間やお金を必要としない不労所得の大半は詐欺です。
そういう単純な事にも気付かず、騙されてきました。
だからこそ、現在はちゃんと他人に価値を与えられ、且つ最初は労力を必要とするけれど、努力の先に効率が良くなっていくようなビジネスをやっています。
是非、あなたにもそういったビジネスを検討していただきたいと思っています。