ネットビジネスによくありがちなのが「高額コンサルティング」です。
今回は、詐欺的な洗脳まがいの高額コンサルを申し込んで、実際に返金された方法をご紹介します。
高額コンサルで詐欺的な洗脳!?
これは、私の知り合いが行った高額コンサルタントとのやり取りです。
私の知り合いが半年ほど前に、年間に150万円のコンサルタントを受けることになりました。
そのコンサルタントは、会社でやっているわけではなく、個人事業主としてやっている人でした。
それは、サラリーマンを独立開業させるためのコンサルタントで、そのための目標設定の方法等を教ているとのこと。
その方と一度お会いして、話をしたときに非常に嫌な感覚になったと、知り合いは言っていました。
最初は、ある程度良い人だと思っていたのですが、急に、自分の過去や家族関係など、あまり他人には触れられたくないような内容を聞かれたのです。
最終的に、自分の悪い面を色々挙げられ「今のままなら一生変われないけど、コンサル契約をしたら変われると思う。」そう言われて、あまりいい気はしなかったものの、結局契約することになりました。
消費者金融から借金をして、そのコンサル費用の頭金としての50万円を支払いました。
しかし、よくよく考えてみると、どんな人かはあまり知りません。
会社として活動しているわけではないので、ネットで検索しても出てきません。
更に、色々とネットで検索していたら、自分が契約した時の流れと同じような内容で、ネット掲示板に書かれているのを見つけました。
その中には、最初は相手を目茶苦茶に否定して、その後優しく接するというのが、洗脳の方法の1つだと書いてありました。
いわゆる、DVなども同じような状況だと。
そう書かれているのを見て、非常に怖くなり、1回目の対面でのコンサルの際に、契約を破棄したいと言いました。
しかし
「なぜ契約を切るのか」
「それでこの先の人生どうするのか」
の様な、はっきりとは答えられないような質問ばかりをされました。
そして、答えられない質問が続いた後に、
「そんな状態で辞めて、結局今まで通りに生活するならもう少し考えてみたら?」
そう言われて、有無を言わさない形でその日の面談を終えました。
しかし、面談の内容と言い、今後やっていく流れについても、あまり自分の成長には直結しなさそうな内容でした。
なので、心の中では
「辞めたいと思っている。でも、それを言うと、また言いくるめられる形での面談が待っている。」
そうして、とある行動に出ることにしたのです。
実際に返金された方法!消費生活センターを利用する

彼は、消費生活センターを利用しました。
事情を説明し、自分からではなく消費者センター側から、返金の要請をしてもらいました。
すると、相手側も素直に返金を受け入れ、その契約は破棄することが出来ました。
このように、私の知り合いは、消費者センターをうまく活用することで、契約を破棄することが出来ました。
相手側からしても、個人で仕事をしている以上、自分の名前に傷がつくことを避けたいと
思う部分も大きかったのでしょう。
こうした場面で困った際は、まず消費生活センターに電話をして、状況を話してみましょう。
まとめ

もちろん、このコンサルタントが、別に違法な行為をしているわけでも、価値がないわけでもないでしょう。
しかし、その場の空気で、断り切れずに契約に至るという人に、少なくとも10人以上には会ってきています。
日本人は自分の意見をはっきりと言えない人が多いです。
そして、高額のお金がかかっているだけに、家族や親しい人には話しにくいものだと思います。
ですので、同じような状況にあり、且つそれで困っている場合には、消費者センターなど中立の立場から意見をくれる場所に行って、一度冷静に考えてみるのも良いかもしれませんね。