今回は、物販の副業をやっていて稼ぐ為の戦略について、書きたいと思います。
それは、ロングテール商品を仕入れることですが、デメリットもありその解決方法をご紹介します。
物販の副業で稼ぐにはロングテール商品を仕入れること
あなたはロングテールという戦略を、聞いたことがありますか?
どういうことかというと、例えば、1日1個売れる商品を、10種類扱っている店があります。
この店の一週間で売れる個数は、10個×7日=70個となります。
これに対し、ロングテールの場合には、1週間で2個売れる商品を50種類扱うというような戦略です。
そうすることで、1週間で売れる個数は、2個×50種類=100個となり、先ほどの例よりも売れる。
という考え方です。
実際には、売れる可能性の低い商品と高い商品を組み合わせて販売しますので、ここまで単純な図式にはなりませんが、とても有名な戦略です。
友人の中古車屋さんの例

この前、中古車販売をやっている友達と話す機会がありました。
その人は、現在中古車販売の店長をやっています。
店長になってから1年がたったのですが、この1年間はすごい大変だったそうです。
まだ小さいお店だったので、店にある車の数が非常に少なかったのです。
車の数が少ないと、全然売れないそうです。
1日に1台売ろうと思うと、100台ほどの在庫がいると言っていました。
小さい会社のため、同じ車はほとんどなく、100台在庫があれば品揃えも100台という事になります。
そして、友達は商売においての品揃えの重要性を理解していました。
そのため、できる限りの資金を品揃えを増やすために充てていたそうです。
自分の給料もほとんど取らず、必死に車を仕入れる。
そんな1年が功を奏して、今では2日に1台は売れていっているそうです。
更に業績を伸ばすべく、品揃えを増やすことに専念しているとか。
商品を扱う仕事において、この品揃えというのは非常に重要です。
たとえ、すごく良い商品があったとしても、お店に入ってその商品しかなかった場合、実はあまり売れないのです。
ロングテール戦略3つのメリット

このロングテールの良いところは、大きく分けて3つあります。
1.在庫リスクが少ない
物販の最大のリスクは、売れ残りです。
この売れ残りをいかに少なくするかが、永遠の課題と言っても過言ではありません。
1種類の商品を数百個仕入れて、売れ残る可能性を考えた場合に、かなりの仕入れセンスがないと売り切ることが難しくなります。
しかし、売れる頻度は少ないものの、一つ一つの商品の在庫が少なくて良い分、全体としては、在庫リスクが減ります。
2.顧客からのアクセスが集まりやすい
これは、物販だけでなく、ホームページにも共通するのですが、何か(情報や物)を探していて検索をかけた場合に、大抵の人は、最初の1ページか2ページしか見ていません。
よほど、探している商品が出てこない場合を除けば、9割以上は上位表示されているページを見るはずです。
ですが、この「上位表示させる」という事は、そう簡単ではありません。
例えば、自分が扱っている商品と全く同じ商品を大手企業が扱っていると、途端に自分が上に表示される可能性は、低くなってしまいます。
物販の場合は、売れた個数が多いことも上に表示される条件になりますので、新規参入が難しくなります。
そこで、ロングテール商品の出番です。
ロングテール商品で、数多くの商品を扱うことによって、そのうちのいくつかが上位表示される可能性が出てきます。
他の店が売り切れていたりすると、自分の商品を見てもらえますので、商品の種類が多ければ多いほど、その可能性が増えてきます。
3.結果的に主力商品が売れる可能性も

先ほども挙げたように、ロングテールによってアクセスが集まりやすくなります。
さらに、そこから来たお客さんの一部は、同じ店で別の商品も見る可能性があります。
実際の店舗で例えると、欲しいものがあって入った雑貨屋さんで、つい別の物を見てしまって、一緒に買って帰る。
といった感じです。
つまり、商品数が多ければ、他の商品もつられて売れていく可能性が格段に上がるのです。
このようにロングテール商品は、非常に優れた戦略です。
勘の良い人は気付いたかもしれませんが、実はこのロングテール戦略は、無在庫物販との相性が抜群です。
ロングテール戦略デメリットと解決策

ロングテールを行う上でのデメリットは、それだけの商品を扱う作業量と在庫管理です。
いくら一つ一つの商品の在庫が少ないとはいえ、その数が多くなってくると、在庫額は高額になります。
このロングテールのデメリットを、無在庫物販なら簡単に解決できるのです。
在庫を持たないので、いくらでも商品の種類を増やせます。
リスクを最小限に抑えて、最大限のリターンを得る。
こういった意味でも、是非「無在庫+ロングテール」を実践してほしいと思っています。
もしも現在物販をやっていて稼げていないのであれば、是非ご相談いただければと思います。