あなたは普段の生活で、何か問題を抱えていますか?
今回は、問題を最短で解決する方法と、先送りが稼げない体質になることを解説します。
問題を先送りすると・・・
多くの人は、経済的な問題や、人間関係の問題など、常に何かしらの問題を抱えています。
問題の大きさは大なり小なりありますが、自分が抱えている問題はある程度であれば、すぐに取り組むことで解決することが多いです。
しかし、中には問題から目を背けて、問題を先送りにする人がいます。
先送りにするとどうなっていくのかを、極端ではありますが、分かりやすく例えたこんな話がありますのでご紹介します。
牛とバッファロー

同じ草原に牛とバッファローがいます。
その平原は見晴らしがよく、遠くまで見ることが出来ます。
そんな平原の遠くの方に、嵐が見えてきました。
嵐はどんどんと近づいてきて、このままいけば自分たちのいるところを直撃します。
そんな時、牛の取った行動は、嵐と反対(嵐の進行方向)の方向に逃げるというものでした。
しかし、牛はそんなに早く走ることはできません。
徐々に嵐との距離は近づき、そして嵐の渦の中へと飲み込まれます。
牛は、嵐に飲み込まれてもどうすることもできず、そのまま走り続けるしかありません。
結局、嵐を避けようと思って逃げていたのに、嵐と並走する形となり、より長い時間嵐の中にとどまるという結果になりました。
反対にバッファローは、嵐に向かって走り出しました。
すぐに嵐の渦へと飲み込まれましたが、それでも気にせず走り続けます。
すると、嵐の進行方向とは反対なので、すぐに嵐を抜けることが出来ました。
問題を最短で解決するには?

この例は、私たちの問題解決のプロセスに非常によく似ています。
多くの人は、この牛が嵐から遠ざかろうとした様に、問題という嵐が起こったときに、その問題を先延ばしにします。
しかし、いずれはその問題に向き合わないといけないときが来て、長い間その問題に苦しめられることになります。
反対に、問題が発生した時に、バッファローの様にすぐに向き合った場合、解決するまでの時間も短く、その問題について考えることも少なくなります。
この教えに従って、見ないようにしてきた問題としっかりと向き合い、解決した人の多くは、
「意外と簡単に解決した」
「意外と早く解決した」
と言います。
問題は、自分が思っているよりも簡単に(早く)解決するものがほとんどなのです。
やってみると案外どうってことない問題だった、という経験をしたこともある人がいるかもしれませんね。
時には立ち止まって考えることも必要ですが、まずは、立ち向かってその問題を知ることから始め、解決策を早めに考えて対策した方が、有限な時間を有効に活用できます。
ぜひ、問題を先延ばしにせずに、お金で買えない貴重な時間を有効に活用しましょう。