ネットビジネスには、非常に優れたビジネスモデルがたくさん存在します。
ですが、そんなネットビジネスも95%の人は失敗すると言われていますので、今回は稼ぐ人になるためにメリットやデメリットを踏まえて解説します。
何故95%もの人が失敗する?
ネットビジネスは、インターネットが繋がる環境があれば、時間にも場所にも縛られないという場合が多く、副業という働き方に適しています。
副業という言葉も広がり、参入する人も増えてきたネットビジネスですが、有名なアフィリエイトの統計では月5000円以上稼いでる人は、全体の5%しかいなかった…という結果があります。
アフィリエイト以外でも稼げる人というのは、数は少ないのが現状です。
詐欺の様な商材が多い

騙してお金だけ取ることを目的とした詐欺商材、これが非常に多いこともその理由の一つではあります。
特に、こうしたネットビジネスに興味を持っている初心者は、とにかく「お金を稼ぎたい」という気持ちが先走りがちです。
こうした、焦りにも似た心理状態が、良いことばかり書かれている商材などが、とても魅力的に見えてしまうので、詐欺的な商材でも購入者は後が耐えません。
メリットは、デメリットにもなりうる

これを理解できていない人の多くが、副業に失敗しています。
ネットビジネスで言われる、メリットには以下のようなものがあります。
これらのメリットは、確かに魅力的です。
特にサラリーマンは昼間の仕事で時間や場所・上司などに縛られており、そこから解放されたいと思っている人が非常に多いです。
なので時間や場所が自由に決められて、お金もかからないビジネスなら、それをいつか本業にしよう。
そう思う人が多いのでしょう。
メリットがデメリットになる!?

ですが、ここで問題が一つ。
これらのメリットは、人によっては同時にデメリットにもなり得ます。
先程の3つのメリットで見ていきましょう。
初期費用がかからない(少ない)

これは、言い換えれば「いつでも始められる分、いつでもやめられる」という事です。
いつでもやめられるという事は、ちょっとうまくいかなかったからと言って、諦めてしまう人も多くなります。
0円で始めたビジネスをやめるのは簡単ですが、100万円をかけてスタートしたビジネスを簡単にやめることが出来ますか?
きっと「折角100万円もかけたんだから、せめて元を取るまでは頑張ろう」「ここでやめたら、
100万円の赤字だ。それは絶対に避けないといけない」などと考えて、意地でもやり通すでしょう。
場所に縛られない

例えば会社勤めの方なら、会社に行けば、自然と頭は仕事モードになります。
場所と頭の切り替えは、非常に密接に関係しており、不眠症を治す方法に、ベットで睡眠以外の行為を(例えば、ベットに寝転んで漫画を読むなど)禁止するというものがあります。
そうすることで、「ベット=寝る場所」という意識が強くなり、自然と眠たくなるのだそうです。
これと同様に仕事をするなら、仕事専用の場所を作るのがベストです。
しかし、副業をやっている多くの人は、自宅に仕事部屋を持っていないでしょう。
そうなると、カフェで仕事をしても良いし、自宅で仕事をしても良い。
その結果、どこでやって良いかわからなくなり、その際の集中力は低くなるのです。
誰かに管理されることなく自由にできる

「時間も進捗も全て自分で管理しないといけない」ということは、それはつまりすべて自分の責任になるというデメリットになります。
会社であれば、仕事には納期を言い渡されます。
上司が見ている目の前で、堂々とさぼることもできないでしょう。
しかし自由にできるという事は、やってもやらなくても誰も文句を言わないという事です。
その結果多くの人は「やらない」ことを選択します。
なぜならその方が楽だからです。
副業とはいえビジネスですので面倒な作業もあります。
趣味を副業にしたのでなければ、初めての作業も多いでしょう。
そうなると、「面倒くさい」と思う場面も出てくる可能性があります。
その面倒くさい作業を後回しにしてしまう。
こうなってしまうのも自由がもたらすデメリットです。
会社に所属していて締め切りが明日なのに、完成していないパワーポイントの資料を面倒だからと後回しにはできないでしょう。
このように、人によってはネットビジネスで言われるメリットは、実はデメリットにもなるのです。
これを理解ししっかりと自分を管理できないために、大半の人が失敗しています。
稼ぐ人になる為に

それでも、わかっていてもなかなか、自分を管理することは難しいです。
自己管理能力の高い方であれば、1人でやっていても結果を出すことはできます。
ネットビジネスも、初めは1人で始めることが多いのと、周りにやっている人もいないと思います。
さらに、初めのうちは孤独な作業が続くので、それも諦めてしまいがちな理由でもあります。
ですから、稼ぐ人になるためには、デメリットを意識して、自主的に問題を解決できる力や自己管理能力を身に付けていく必要があります。
分からないことはネットで調べたり、すでに成功している人に聞いてみたり、時間単位の作業効率を考えてみたり。
こうした、積み重ねが稼ぐ人に近づいていきます。
どうしても「こうした自己管理ができない、分からないことはすぐに聞きたい」という人は、実際に稼いでいる人がいるコミュニティに入ることをオススメします。
成功者がいて、同じ志を持った仲間もいれば、モチベーションも低下しづらくなり、成功への近道にもなります。